2017年05月08日
家の床は、自分が思っている以上に酷使されている環境にあります。
例えば床の上を歩いた際にきしんだり、床材が汚れたり黒ずんだり剥がれたりといった症状が出て来る事もあります。
その痛んだ状態でおいておくと、床の下地部分にまで影響を及ぼしてしまう場合もありますので、リフォームを検討する必要性も出てきます。
床リフォームの適したタイミング
床のリフォームのベストなタイミングは、痛みが目立ってきた時です。中でも特に床材が変色したり、色むらが出て着たり、歩いた際にきしむ場合には、ただちに張り替えをした方が良い場合があります。また歩いた際に床が沈んだり、床材が剥がれた上に下地が見えている場合には、下地自体が傷んでいる場合もありますので、注意しなければいけません。年数の目安としては、新築の状態から約10年経ったぐらいにこれらの症状が見られる事が多くあります。フローリングやクッションフロアの場合、耐用年数は、約10〜15年と言われています。またカーペットの場合は、約5〜6年前後となり、畳では約10年となります。いずれも年数に達していない場合であっても、何か症状が出てきた時には張り替えが必要です。
部屋によって床材を選ぶようにしよう
床をリフォームする際には、その部屋の用途によって床材を選ぶ必要があります。この材質を選ぶ際に注意しておきたい事は、快適性と機能性とデザイン性です。快適性については、素足で過ごすか室内履きを利用するかによって異なり、素足で過ごすなら足触りの良い床材を選ぶと良いでしょう。そして機能性では、その部屋を掃除する頻度や部屋の用途を考える事が大切です。それらの用途に合った床材を選ぶ事で、毎日を快適に過ごす事が出来ます。デザイン性では、毎日見るものなので、違和感を感じていると快適に過ごす事は出来ません。インテリアや照明器具などが事前にそろっている場合には、それらに合わせた床材を選ぶと、すっきりとした空間を作る事が出来ます。
水回りにはそれに適した床材を
床をリフォームする際には、その部屋の過ごす目的に合わせて床材を選ぶ事がとても大切です。例えば水回りスペースいわゆる、キッチンやトイレや脱衣所や洗面所などの床のリフォームの場合、水や汚れに強くてお手入のしやすい材質が求められます。水回りは、どれだけ気を使っていても、水は飛び散って汚れやすい環境にあります。そのため簡単に拭くだけで綺麗になるようなクッションフロアや加工をした複合フローリングの床材が、最も適しています。これらの水回りの床材は、他のスペースを比較しても個性的なデザインを選びやすい部分となります。特にクッションフロアは、柄が豊富に揃っているため、キッチンのインテリアや浴室のインテリアなどに合わせて選ぶのも一つの方法となります。