2017年03月13日
リフォームをするには、かなりの費用がかかることが予想されます。
配電や屋根の補修、間取りの変更など、専門知識や特別な工具が必要なリフォームは難しいですが、壁紙の貼り替えや、床材料を貼る、収納スペースを作るなど比較的小規模なリフォームなら、自分で行える場合があります。
壁のリフォームをして気分転換
壁が汚れてきたり、年を経るにつれてイメージと合わなくなってきたりした場合は、思い切って自分でリフォームをするといいでしょう。
壁紙を貼り替える場合には、自分で壁用の接着剤を購入して、貼り替えてもいいですが、慣れていない方はコツがつかめずに大変な思いをしがちです。初心者用に、壁紙の裏に接着剤が付いているものや、シール状になっているものがあり、貼り替える位置さえ間違えなければ、一人でも作業可能な製品も販売されています。修正する際にも、水性の接着剤を使っているものは、水拭きすれば簡単に剥がせて再度貼り直しがききますし、接着剤の跡も残らないのでとても便利です。
漆喰も人気のある壁材料で、湿気を防ぐ働きがあり、梅雨時や部屋干しの多い部屋にも対応できます。既存の壁紙の上から塗ることができるタイプもありますので、初心者でもとりかかりやすいでしょう。
傷がついた床を何とかしたい
床には傷がついてしまった場合にも、自分でリフォームができます。少しの傷や汚れなら、床の上に直接貼ることができるシール状のシートがあります。できれば床と同じような色合いのものを選ぶと、仕上がり具合に違和感がありません。
床全体に傷みがある場合は、タイル状になっている床材料を床の上に貼ると手軽にリフォームできます。木目状になっているものが多く、フローリングの部屋に向いています。部屋の大きさに合わせて好みの大きさにカッターで切ることができますし、塩化ビニル製で、水拭きできるものが多く手入れがしやすくなっています。
1枚が小さく、タイルカーペット状になっているものは、様々な色を組み合わせてカラーコーディネートが楽しめます。接着剤がなくても、そのまま敷き詰められます。また、汚れたところだけ外して洗うこともできますので、小さな子供さんがいる家庭でも衛生的で安心です。
使い勝手の良い収納スペースがほしい
使いやすい収納コーナーが欲しい場合も、開いているスペースに自分でリフォームすることが可能です。
キッチンの壁の両サイドに固定用のフックを取り付けて棒を渡すと、吊り下げるためのS字フックを取り付ければ、お玉やフライ返しを吊るして置ける収納コーナーを作ることができます。狭いトイレの場合も、タンクの上に棒を渡せば、トイレットペーパーなどを置く収納スペースが出来上がります。壁に傷を付けたくない場合は、突っ張り棒が便利です。落下が心配な場合は、耐荷重量があるものを選ぶと問題ないでしょう。
収納棚が欲しい場合は、壁にそのまま取り付けられる棚を利用するといいでしょう。専用の工具がなくても、特殊な部品で壁に取り付けることができますので、女性1人でも簡単に取り付けられるように工夫されているものもあります。