2017年11月13日
千葉市、四街道市、佐倉市、八千代市、習志野市、船橋市にお住いの皆様へ!
一戸建てと同じようにマンションも手軽にリフォームしたいところですが、マンションのリフォームには多くの制限がかけられているのをご存知でしょうか。
マンションをリフォームする際のポイントや注意点はどんなものか、ご説明します。
専有部分と共有部分!共有部分はリフォーム出来ない?
何より忘れてはならないのが、分譲マンションのほとんどは住民全員の共有財産になっていることです。したがって共有財産を個人の判断で勝手にリフォームすることは認められていないので注意が必要です。
マンションには個人が所有する専有部分と住民全員が共有する共有部分があります。自分が生活している室内のほとんどが専有部分にあたりますが、エレベーターやエントランスなど住民全員が共有して使用する部分が共有部分にあたります。自分が暮らす部屋ならどんなリフォームをしてもいいと思われるかもしれませんが、窓や玄関などは共有部分にあたるのでどんなリフォームをしても良いというわけではありません。リフォームを考えるなら、あくまで専有部分のみと考えておいた方が良いでしょう。
マンションの構造や管理規約を事前に知っておこう!
専有部分や共有部分だけでなく、マンションの構造もリフォームする際に重要となってきます。マンションの多くはラーメン構造と壁式構造の基本的な構造で建築されており、同時にリフォームの自由度も大きな違いがあります。壁式構造だと壁面を中心とした構造なので間取りを変更したい時だと対応しきれない可能性があります。ですが、ラーメン構造は柱や梁などが多く使われる構造なので対応力も高いです。
とはいえ、全てのマンションがこれらの構造やポイントに当てはまるとは限りません。マンションによって大きな違いがあることも十分にあり得るので、リフォームを考えるならマンションの管理規約の詳細を見ることでどんな工事が出来るか分かるでしょう。
マンションをリフォームする時に注意点!様々な配慮が必要?
無事にマンションのリフォームを行うことが決まった時、多くの注意点があることを理解しておきましょう。マンションは一戸建てと違って上下左右に誰かが住んでいることがあります。工事を行うのですから、その間は騒音が出る可能性がありますし、周辺の住民に大きな迷惑をかける恐れがあるので最低限工事を行う前に挨拶を行うことが重要です。
また、分譲マンションは全ての世帯が平等でなくてはならないので、自分の部屋だけオール電化にすることは出来ないことが多いです。他の住民よりも電力の供給量が多くなるリフォームを行うことが難しい為、管理規約に違反しないように事前に管理規約を確認しましょう。使用される材質にも規定がある場合もあるので、フローリングの変更を行うなら要注意です。